今回の動画はこちらになります。
エンジンのスターターボタンをレバーにカスタムしてみました。両面テープで貼り付けるだけ、という超絶簡単なカスタムなので興味のある方はやってみてください。
エンジンのプッシュスターターレバー、取り付け前の懸念点
取り付けに際して、気になる点が2つほどあります。
両面テープ貼り付けで剥がれない?
単純な両面テープによる粘着貼り付けのため、剥がれて落ちてしまわないかが心配です。
特に夏場の車内が高温になるような場合、両面テープの粘着成分が熱で溶けてしまって剥がれてしまうことはよくありがちです。
本記事を執筆時点(2024年7月後半)で、取り付け後10日ほど経っておりますが、現状では全く剥がれておりません。この点に関しては、万が一剥がれてしまってりした場合は、本記事で追記したいと思います。
走行中にレバーに触れてしまったらエンジン止まらない?
こちらも気になる点です。
ボタン式の場合は、自ら意思を持ってグイッと押し込まない限りは、走行中に誤ってスターターボタンに触れてしまうことはないと思います。
ただ、レバー式だとそうはいきません。なにかの拍子に手がレバーに触れてしまったり、物が落ちてきてレバーを押し込んでしまったりなんてことが100%ないとは言えないのです。
そこでジムニーシエラの車載マニュアルを調べてみました。
走行中に緊急停止が必要な場合として、車載マニュアルには、ボタンによるエンジン停止の方法が書かれています。
ジムニーシエラの場合は、以下の2つの操作をした場合、エンジン止めることができるようです。
- 3回連打以上ボタンを押した場合
- 2秒以上ボタンを長押しした場合
※こちらは、JB74、MT車、3型のマニュアルの記載内容です。車種によっては、走行中にボタン1押しでエンジン停止するものもあります。ご自身のマニュアルを参照ください。
僕のジムニーシエラの場合は、万が一、走行中にレバーに触れてしまったとしても、連射や長押しをしない限りはエンジンがストップしてしまうことはなさそうです。
なので、あくまでも自己責任ではありますが、個人的には危険性はないかなと思ってます。
エンジンのプッシュスターターレバー、取り付け
さっそく取り付けしていきます。
両面テープはリング状のものが付属していました。
パーツクリーナーで脱脂する
まずはレバーを取り付けるボタン周りと、レバーの接着面を脱脂します。
両面テープなどで車内になにかを貼る場合は必ず脱脂しましょう。見えないホコリや、油分が含まれていると、テープの粘着力が弱くなり、結果的に剥がれ落ちてしまうことになりかねないです。
個人的な脱脂のおすすめ品は、パーツクリーナーとキムワイプです。
キムワイプは、水分から油分、オイル汚れ、その他拭き取りからコーヒーフィルター(非推奨)まで、用途の幅が鬼広く、ティッシュ感覚でガンガン使い捨てできるので、車いじりの際には手元に置いておくと何かと便利です。
僕は大量に使用するため、上の写真の6箱セットをAmazon定期便で安く購入しています。
パーツクリーナーに関しては基本的には何でも良いと思います。僕はクレのパーツクリーナーを使っています。こちらは威力がとても強くて汚れをサクッと吹き飛ばすことができます。
スターターボタン周りは裏にコネクタ端子もあるので、直接かけないように、キムワイプ側にスプレーして丁寧に拭き拭きします。
レバー本体には、直接吹きかけて油分を拭き拭きしました。
両面テープを貼り付け
次に、付属のリング状の両面テープをレバーの裏に貼り付けます。
あとはボタンスターターの上から圧着するようにレバーを貼り付ければ完成です。誰でもできるプチカスタムなので、車いじりが苦手な方にもオススメできます。
完成した見た目
見た目はこんな感じになりました。
赤の存在感がありすぎてかなり目立ちます。外からでもはっきりわかるくらいの存在感です。
エンジンのプッシュスターターレバー、実用性
僕は過去記事にもあります、クラッチのキャンセルボタンを付けているのですが、こちらとの相性は抜群で、エンジンの始動がめちゃ楽になりました。
過去記事リンク
クラッチキャンセルボタンを押しながら、親指でクイッとレバーを倒し込むと、軽快にエンジンが始動します。これはなかなか気持ち良いです。
特に、夏場などは暑い車内に乗り込む前に一旦エンジンをかけたいシーンってありますよね?冬も暖気する都合上、いちいち車に乗り込まずにエンジンかけるシーンが多くなります。
そんなときに、ピッタリのカスタムだと思います。
見た目が愛らしくて、エンジン始動が超絶楽になりました。オススメです。
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