ジムニーシエラ(JB74)のスペアタイヤの外し方を解説します

ジムニーシエラのスペアタイヤ外し カスタム
ジムニーシエラのスペアタイヤ外し

ジムニーシエラのスペアタイヤを外しました。

今回の動画は以下になります。ジムニーシエラ(JB74)のスペアタイヤの外し方について、外す前に事前に予習したい方は、以下の動画を参照してみてください。

この記事では、スペアタイヤを外した理由や、メリット、デメリット、具体的な外し方について書いています。

ジムニ―シエラはスペアタイヤを外すと車検通らない

スペアタイヤを外す際に、大切な注意点があります。ジムニ―シエラの場合は、スペアタイヤを外すと、車検が通らなくなります。

これ注意です。なぜそんなことになるかというと、ジムニ―シエラとしてスズキに登録されている車体の長さが、スペアタイヤをつけるための金具(ステー)の長さを含めた長さになっているからです。

具体的には、スペアタイヤを外すのは良いのですが、金具を外すと車検非対応になります。

通常これで警察等に止められることはありませんが、ディーラーなどに点検や車検を出す場合は、スペアタイヤの金具がついていないと入庫を断られることになります。

ディーラーによっては、金具を車に積んできてくれたらOK、というところもありますが、基本的には自分で金具を取り付けた上でディーラーに行かないとだめだと思います。

点検等でディーラーに行く場合は、ご注意ください。

必要な工具

ラチェットと14mmソケット
ラチェットと14mmソケット

スペアタイヤの取り外しにはいくつか工具が必要になります。

まずは、スペアタイヤのナットを取り外すためのレンチが必要になります。これは車載工具で代用可能です。

車載工具は、リアのドアを開けてすぐ下のラゲッジスペースを外した下に入ってます。

この積載部が上にボコッと外れます
車載のレンチ、下にジャッキもあります

この部分には、レンチの他にジャッキも入ってます。何かあったときにはここから必要最低限の工具が取り出せます。今回スペアタイヤを外すのであまり意味はなくなりそうですが…。

そのほかに必要な工具として、金具(ステー)を取り外すために14mmのナットを外す工具が必要になります。14mmのメガネレンチ、もしくは14mmのソケットラチェットハンドルなどが必要になります。スパナとメガネがセットになったコンビネーションレンチも使いやすいですよ。

トネ(TONE) ロングめがねレンチ(45°) HPM45-1214 二面幅12×14mm
トネ(TONE) ロングめがねレンチ(45°) HPM45-1214 二面幅12×14mm

スペアタイヤ外し

スペアタイヤのカバーを外す

スペアタイヤカバーは一つのナットでとめられている

カバーはホイールナットと同じナット1つで止められているので、車載レンチで外します。

ちなみに、ナットの外す方向は、時計の反対周りです。一般的なネジはすべて時計回りで締める、反時計回りで緩めるです。僕は「の」の字で締める、と覚えています。

カバーを外すと、スペアタイヤのナット部分が見えてきます。

ホイールナットを外す

スペアタイヤは3つのナットでとめられている

スペアタイヤは3つのナットで固定されています。3か所のナットを外します。

こちらは少し固いですが、グイっと体重をかけても良いと思います。緩めるときは何でもありですが、締めるときは体重は絶対にかけないように。

外すときは体重かけてもよし(締めるときは体重かけちゃダメ)

レンチがしっかりとハマっていることを確認して一気に緩めます。いちど緩むと、あとはスルスルと回ると思います。

タイヤ外し

ナット外せばタイヤが外れます

3か所のナットを緩めると、スペアタイヤがごそりと外れます。スペアタイヤは鉄ホイルなのでけっこう重いです。気を付けてください。

金具(ステー)外し

このままにしておけば車検は通る

タイヤを取り外すと、金属の固定用ステーが出てきます。

この金具をそのままにしておけば車検上は問題ないです。ディーラーでの点検や車検を受ける場合は、最低限この状態にしておく必要があります。ただ、見た目によろしくないので、僕は取り外してしまいます。

金具は14mmのボルト4本で固定されています。ボルトをメガネレンチや14mmソケット等を使用して緩めます。

このようなコンビネーションレンチも使いやすいですよ

金具を外すと、ステーごとごっそりと外れます。金具はボディに直接触れているので、ガチャガチャやるとボディに傷がつきます。外すときには決して無理をしないでゆっくりと慎重に外します。

ステーの取り外し

金属ステーの穴埋め

金属ステーを取り外した後はボディに穴が空いてます

ステーを外すと、ボディに4つの穴が開いている状態になります。このままにしておくと、ここから水が侵入してネジ穴がさびてしまうので、ネジ穴を埋める必要があります。

もちろんステーを固定していたボルトをそのままねじ込むこともできます。

ステーを固定していたボルトを付けてみるとこんな感じ

ただ、このままボルトをねじ込むとボディに擦れて塗装に傷がつきます。あと隙間から水が入ってサビてしまう可能性もあります。あと、見た目がシルバーすぎて違和感もあります。

純正のボルトをそのまま運用する場合は、傷や水の侵入を防ぐために、ボディとボルトの間にゴムワッシャーを挟むと良いと思います。

僕は専用のネジで埋めました

ジムニー専用の穴埋めネジ

ジムニー専用の背面カバーもありますが、正直高いです。なので僕は以下の穴埋め専用のネジを購入してそれを使いました。ジムニーシエラ(ジムニー)専用設計なので、ボン付けです。

価格は少々高いですが、おしゃれなブラックの樹脂製ボルトにゴムワッシャーもついているので個人的にはオススメしたいです。

WeBirth ジムニー ボルト 【ジムニー専用設計バックドアボルト】
WeBirth ジムニー ボルト 【ジムニー専用設計バックドアボルト】

色はこのブラックの他に、レッドシルバーもあります。ちなみに、ネジとゴムワッシャーは5本ついてきます。なので1本は予備にできます。

樹脂製ボルトは金属製と違って強度が弱いので、締めすぎ注意です。10円玉などのコインを使用して緩めに締めこんで完成です。

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