ジムニーシエラのホイールを交換取付。DOALL CST ZERO1 HYPER S の購入から取付まで

カスタム

今回の動画はこちらになります。

動画は、実際にインターネットで購入するシーンと、家に届いてからジムニーシエラに取付するシーンの2本立てです。お暇なときにお好きな方を見ていただけたら幸いです。

ホイールが家に届いたので早速開封します

タイヤとホイールはフジ・コーポレーションで購入しました。

購入したのはCST ZERO1 HYPER Sというホイールです。購入の詳細は以下になります。

  • ホイール:DOALL CST ZERO1 HYPER S 16インチ 6.0J INSET ±0
  • タイヤ:TOYO OPENCOUNTRY A/T EX 215/70R16

とても丁寧な梱包

とても丁寧な梱包
とても丁寧な梱包

届いたのは1本につき1梱包で4つの荷物です。重量のあるものなので、このように送るしかないのかもしれませんね。

1本1本きちんとビニールに包まれて、上下に丸く型どった段ボールとプチプチが入っていました。

エアで包まれるナット類
エアで包まれるナット類

今回はブラックナットとロックナットも購入したので、そちらも丁寧にエア梱包されて入っていました。

ちなみに、購入者にはプレゼントしているのか、青いエアゲージもプレゼントとしていただきました。

青いエアゲージはプレゼントでした
青いエアゲージはプレゼントでした

こちらも使ってみましたが、表記が見やすくとても使いやすいです。大切に使わせていただきますね。

待望のホワイトレター部分のブルーの文字は保護剤です。こちらは後ほど、ケルヒャーで落としておきます。

初期空気圧は280kPa(2.8kg/cm2)

初期の空気圧は280kPa
初期の空気圧は280kPa

タイヤの空気圧を測ってみるとおおよそ280kPaでした。

ジムニーシエラの純正タイヤの空気圧が180kPa(1.8kg/cm2)なので、ちょっと入り過ぎでは?と思いました。

ただ、タイヤの偏平率も低くなっているし、タイヤによっても違いがあるはずなので、とりあえずそのまま乗ってみることにします。

純正ホイール、スタッドレス装着のイメージ

装着前の画像です。純正アルミもぜんぜん悪くないですね。

ちなみに、前日に洗車しました。実はかなり車が汚れていまして、ピカピカのホイールを装着するのに車が汚かったら切ないので洗っておきました。

愛用のケルヒャーK2 サイレント で洗車
愛用のケルヒャーK2 サイレント で洗車
ケルヒャー(Karcher) 高圧洗浄機 K2サイレント

撮影日はちょうど天気も良く、気温も適温で最高のタイヤ交換日和でした。

タイヤの交換作業

ジャッキアップから作業開始
ジャッキアップから作業開始

まずはジャッキアップしてタイヤ交換始めます。

僕が使っているガレージジャッキ、なんと、昔シルビアに乗っていたときから使ってるやつです。もう25年くらい毎年毎年なんやかんやで使ってますが、まだまだ現役です。元は取りまくってます。

このクラスのジャッキを購入しておくと、車いじりからタイヤ交換まで何でも使えるのでマジでオススメ。ほんと、家に車庫等がある方は、このくらいの大きなジャッキの購入を強くオススメします。一生モノですよ。

(※車の下に潜るときは必ずジャッキスタンドは使ってね)

油圧式ガレージジャッキ 3t SG規格適合品 

両輪をいっぺんに交換します
両輪をいっぺんに交換します

タイヤ交換時は中央を持ち上げて両輪あげます。このほうが時短だし、何より楽なのです。下に潜らないのでウマ(ジャッキスタンド)もかけてません。(本当は車体の下にタイヤを挟むと良いかも)

北海道民は毎年春と秋に2回、必ずタイヤ交換をするので、少しでも楽な方法で行いたいものですね。

ジムニー&ジムニーシエラのジャッキアップポイント

ジャッキアップポイントは車によって場所が決まってます。どこでも良いと思って適当なところにかけてしまうと、車体の重みでパーツが潰れたり、最悪な場合、倒れてきたりするので要注意。

フロントのジャッキアップポイント

フロントのジャッキアップポイント
フロントのジャッキアップポイント

ジムニーシエラのジャッキアップポイントは、車体前方からフロントデフに向かって右横くらいにあります。

補強の入った場所なので、見た目にすぐにわかると思います。

リアのジャッキアップポイント

リアのジャッキアップポイント
リアのジャッキアップポイント

リアはデフに直接かけてあげてます。経験上、リア側はほとんどの車はここでOKです。デフの左側にもポイントあるのでそっちでも良いかも。

タイヤ交換にはマキタ最強説

一度使うとやめられない止まらないインパクトレンチ
一度使うとやめられない止まらないインパクトレンチ

タイヤ交換にはもう何年も前からマキタのインパクトレンチを使ってます。

マキタ(makita) 充電式インパクトレンチ 18V6Ah バッテリ2本・充電器・ケース付

少し力が強すぎるので注意が必要ですが、自分の指加減で力を調整できるので、慣れれば楽に交換できます。あと一番弱モードで自動停止するので、必要以上に力がかからないようになってます。

インパクト用のソケットも必要なのでお忘れなく。ジムニー&シエラは以下の19mmソケットが必要になります。僕が実際に使っている超絶オススメのソケットは以下のものです。

こちら肉薄でロングタイプ。純正から別売りのデザイナーちっくなホイールまで、どんなホイールでも使いやすいです。

京都機械工具(KTC) 12.7mm (1/2インチ) インパクトレンチ ソケット (ディープ薄肉) 19mm

うちは毎年2台のタイヤ交換を行うため、最低でも計4回は使用するので、道具類はケチらずに良いものを購入しておくと結果的に安全に幸せに過ごせます。

ハブは意外とサビてる

タイヤを外すと、ハブの部分が錆びていました。

フロントハブ
フロントハブ
リアハブ
リアハブ

新車購入してからたったの半年ですが、ホイールの縁から水が侵入するらしく、錆びてます。僕は毎年タイヤを外したときは申し訳程度ではありますが、クレ556を噴射してます。

KURE(呉工業) 5-56DX 420ml

ハブボルトのネジ山にも同様にクレを塗布します。タイヤ交換時は毎回必ずこれやります。

経験上、これをやっておくだけで、半年後のタイヤ交換時のパーツの痛み具合が違うような気がしてます。どんなことでもそうなのですが、ほんのちょっとの手間をかけるだけで、物は長持ちするようになるんです。

どうしてもハブのサビが気になる方は、赤錆を黒錆に変化させる溶剤を使うのが良いかもです。

ソフト99(SOFT99) 99工房 補修用品 赤サビ転換防錆剤

こちらはハブ防錆の定番品ですが、ハブの赤錆部分に2回ほど塗って、しっかりと乾燥させることで化学反応により黒く変色させて、以降の錆を防いでくれるものです。

ブラックナットとロックナット

購入したブラックナット

今回はホイールの色に合わせてブラックナットをチョイスしました。スチール製の丈夫なやつです。

ここは純正ナットでも付けられるのですが、なんとなくシルバーの色が合わない気がする。ブラックナットにしてみて見た目に正解でした。

ブラックナットの見た目がGOOD
ブラックナットの見た目がGOOD

ホイールをかっこよくしたのであれば、ナットにもしっかりと気を使いたいところですね。

ちなみに、よくありがちなアルミやジュラルミン製のナットは良くないです。カラフルな色があるので見た目は良いのですが、材質が弱いのでナットがナメりやすいし、きちんとナットやトルクを管理できない人には危険です。

ロックナットと専用ソケット
ロックナットと専用ソケット

ロックナットは、ホイールを盗まれないようにするための専用ソケットがついています。このソケットじゃないとこのナットを外せないようになっているので、結果的に盗難防止になるというものです。

ロックナットの注意点

専用ソケットは無くせない
専用ソケットは絶対に無くせない

ロックナットの注意点としては、専用ソケットがないとタイヤを外せなくなるので、付属の専用ソケットは絶対になくせないことです。

品番などで同一のソケットを単体で注文はできそうですが、基本的にソケットは車のダッシュボードなどに入れておいて、車とセットにしておきます。こうしないと、いざというときにタイヤを外せなくなるので自分の首が絞まることになります。

もう一つの注意点としては、ロックナットは構造上弱いので、インパクトは使わないほうが良いと思います。

面倒でもロックナットだけは手締めでいきましょう。インパクトを使って、万が一取り付け後にソケットなどが破損した場合、取り返しのつかないことになります。

最終締め付けは必ずトルクレンチ

トルクレンチで締める
トルクレンチで締める

過去には「手ルクレンチ」なんて言って、自分の力加減だけで締めてた時代もありましたが。

最近ではしっかりとトルクレンチを使って締めるようにしています。インパクトのみでの締め付けはけっこう不安定なので注意が必要です。あとジムニーは傷ましい脱輪事故があったばかりなので特に意識してます。

ジムニー&ジムニーシエラはトルク100N・mで締め付けます。トルクレンチの注意点は、カチッと力が抜けたらすぐに締めるのをやめることと、必ずグリップの部分持って締めることです。

トルクレンチ自身、グリップ部を握って締めるように設計されています。なので、おかしな部分を持って締めたり、延長したりすると、正確なトルクが出せないので注意です。

僕が使っているトルクレンチはAmazonの安物で、すでに3年ほど使っているものです。

Aurlloct トルクレンチ 差込角 12.7 mm(1/2インチ) 20~230N.m

このトルクレンチは、僕のメインチャンネルで、デジタル式のトルクレンチを使用してトルク値の検証をしたところ、しっかりと数値通り結果が出ていました。なので、かなり信用性は高いと思ってます。

トルクレンチの管理として、使用後は必ず内部バネのテンションを戻しておくのも忘れずに。テンションかけっぱなしで長期間置いておくと、構造上、正常なトルク値を出せなくなります。

リアタイヤのセンターキャップの移植を忘れずに

リアタイヤのセンターキャップ
リアタイヤのセンターキャップ

リアタイヤのセンターキャップ外すの忘れてて、急遽外してつけ直しました。

※詳細は動画参照のこと

ジムニーのフロント側については、ハブにセンターキャップが固定されているので全く意識しなくても良いのですが、リア側のセンターキャップはホイール側に付いてます。

なので、リアのホイールを変えるときには、一緒にセンターキャップの移植が必要になります。

センターキャップがないと奥が丸見え
センターキャップがないと奥が丸見え

ちなみに、センターキャップはAmazonにも売っているので、僕は2本追加購入して、純正ホイール側にもつけておこうと思います。

SUZUKI (スズキ) 純正部品 キャップ

センターキャップないとどうなる?

なくても走行上問題はないです。面倒なら付けなくても良いと思いますが…。

センターキャップを付けないで履いたリアタイヤ
センターキャップを付けないで履いたリアタイヤ

ただ、センターキャップを付けていないと、なにか足りない感がありますよね。短い半ズボンで街を歩いているかのような気恥ずかしさがあります。

しかも、空いた穴からハブに直接水が侵入するので、早ければ1~2週間くらいで中心部分がサビると思われます。錆を嫌ってハブ自体をブラック塗装してる方もいるようですが、まあそれもアリかなと思います。

CST ZERO1 HYPER S ブラックリムポリッシュ 取り付けイメージ

取り付け後の完成画像はこちらになります。

CST ZERO1 HYPER S ブラックリムポリッシュ
CST ZERO1 HYPER S ブラックリムポリッシュ

やはりホイール一つでガラリと車のイメージが変わりますね。

CST ZERO1 HYPER S ジムニーシエラ装着
CST ZERO1 HYPER S ジムニーシエラ装着
CST ZERO1 HYPER S ジムニーシエラ装着 フロント側
CST ZERO1 HYPER S ジムニーシエラ装着 フロント側

タイヤがA/Tタイヤで、215と細めなので迫力にはかけてます。215/70R16は純正との置き換えで、特に加工もなく、どこにも接触もなく取付できるサイズだと思います。

バンパーの加工や車検通るかを心配したり、とにかく面倒なことはしたくない。けどちょいと見た目を良くしたい、という方は215/70R16の装着をオススメします。

CST ZERO1 HYPER S ジムニーシエラ装着 リア側
CST ZERO1 HYPER S ジムニーシエラ装着 リア側

ジムニーの乗りの中では昨今より【スペアタイヤ付ける】VS【付けない】論争がありますが、僕はできれば付けておこうかしら?と思ってるハイブリッドタイプです。

なのでそのうちスペアタイヤ用にもう1本追加で買おうと思ってます。キレイな中古でもあればそれでも良いかなと考えてみたり。急がないのでおいおい考えます。

CST ZERO1 HYPER S ジムニーシエラ装着
CST ZERO1 HYPER S ジムニーシエラ装着

ホワイトレターの青い保護剤を取る前の写真ですいません。

ジムニーシエラのジャングルグリーンに、CST ZERO1 HYPER S ブラックリムポリッシュ、OPENCOUNTRY A/T EX 215/70R16 の取付イメージはこんな感じになります。ちなみに下に純正ホイールの装着時の写真も置いておきます。

ジムニーシエラ純正ホイール
ジムニーシエラ純正ホイール

タイヤのツライチ具合

ツライチ具合は見た目でこんな感じになります。

フロントタイヤのツラ具合
フロントタイヤのツラ具合
リアタイヤのツラ具合
リアタイヤのツラ具合

装着ホイールは6.0J、インセット±0 のものです。タイヤはトーヨーのオープンカントリー 215/70R16 A/T EX装着時のものになります。

ジムニーはフェンダーの位置が高くて、デザイン的にタイヤが引っ込んでいるように見えますが、これでもフェンダーギリギリなんです。

ツライチの計測

簡易的な測り方ですが、水糸に重りを付けて、フェンダーとの位置関係がどのくらいなのか測ってみました。

フロント側

フロント側のツラ計測
フロント側のツラ計測

フロントは、タイヤ部分でフェンダーより4~5mm程度の引っ込みです。文字が入っているところは2mmほど飛び出しているので、文字の部分でフェンダーより3mm程度の引っ込み。

リア側

リアのツラ計測
リアのツラ計測

リア側は、タイヤ部分でツラがビタビタくらいでした。文字の部分で1~2mmフェンダー外に出ている感じです。

車によっても、左右でも、多少の誤差があります。計測結果はあくまでも目安として捉えてください。

ホイール

ホイール部分はおおよそ15mm程度の引っ込み

当初、メーカーの方から言われていたように、ホイール自体はフェンダーより15mmほど引っ込んでいる(実測)感じでした。オフロード系のタイヤって、ホイールよりタイヤのほうが出っ張るんですよね。

215/70のタイヤで、ホイールより15mmほど出っ張っているイメージです。もちろん、225や235など、タイヤが太くなればなるほど、タイヤの出っ張りは増すことになります。

車検はタイヤ部分で片輪10mmまではOKとのことなので、225くらいならまだ大丈夫そうです。

CST ZERO1 HYPER S には、インセットが5.5J -20の深リムモデルもあるのですが、こちらにしなくて良かったなぁとつくづく思いました。

ノーマル状態で-20なんて履こうものなら、タイヤが完全にはみ出すので車検を考慮すると絶望的でしたね。

タイヤ外周の計測

タイヤ外周の計測
タイヤ外周の計測

ここからは余談ですが、タイヤの外周も計測してみました。

チョークで印を付けてみた
チョークで印を付けてみた

こちらも原始的な方法ですが、チョークで印を付けて、実際にタイヤを転がしてみて直接計測します。

頭の中では「タイーヤマルゼンタイヤマルゼン」と歌ってます
この種の作業時はいつも「タイーヤマルゼン タイヤマルゼン」と歌ってしまう

外周は計算上でも出せるのですが、タイヤ種類や空気圧によっても微妙に違いがあるので、実測するのが一番です。

  • 純正:195/80R15・・・外周 213cm(スタッドレスタイヤ)
  • OP :215/70R16・・・外周 222cm(※OP=オープンカントリー)

タイヤ外周は計算で4%ほど長くなりました。この4%はスピードメーターや距離計など全てに影響します。今後はメーターでスピードを読むときは4%ほど多めに補正して読むのが良さそうです。

(例:100km/h走行時=実際のスピードは104km/h という認識)

距離計も同じく4%の誤差がでるので、今後燃費計算をするときには、メーター読みの距離に1.04を乗じた距離で計算します。

4%はあくまでも誤差の範囲内で、車検上も問題ないし、日常生活で困ることはありません。

が、実際にどのくらいの影響をあるのかを知るためにあえて出してみました。

ホワイトレターにしました
ホワイトレターにしました

最後にホワイトレターにしたバージョン置いておきます。素敵です。

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