車中泊で使える折りたたみテーブル作り

車中泊

本記事は、車中泊用に、ジムニーシエラの車内で展開できるオリジナルの折りたたみテーブル作りました、という記事になります。

とても簡単な作りのテーブルです。

目的は車中泊で使う用のテーブルですが、車キャンプなら全然外でも使えるし、部屋でも使えるくらいに丈夫なものなので、テーブル作りしてみたい方にぜひ作ってみてください。

テーブルの作り方を動画でご覧になりたい方は、以下の動画を参照してみてください。

用意したもの

ここでは材料の切り出し、テーブル作成時に必要なものをあげています。

テーブル接続用の折りたたみ金具

まずは金具が必要になります。

Susuba 棚受け 金具 – L字型 ブラケット 折りたたみ 棚受け 2本セット

Amazonでかなり激安だった金具を購入しました。こちら2本セットで900円くらいです。激安ですが、しっかりと折りたたみができて、ロック機構もありと、作りがかなりしっかりしています。

こちらを2セット購入しました。受け部分の長さが30cmのものを購入しましたが、強度的には以下の20cmのものでも全然良かったかなと思います。

棚受け金具 L字型 棚支え 折りたたみ金具 耐荷重50kg 20cm 2本セット

板材(端材)

1500円で購入した端材(集成材)
1500円で購入した端材(集成材)

1500円で1枚(640mm×720mm)の板材(集成材)をゲットしました。これは家具などの作成時に余った端材だと思います。

今回はこの1枚の集成材を半分にカットし、

  • 320mm×600mm・・・1枚(天板用)
  • 320mm×200mm・・・2枚(脚用)

の材料を切り出しました。単純なコの字型テーブルを作ります。

テーブルの完成イメージ
テーブルの完成イメージ

マキタ 防塵マルノコ 125mm

マキタ(Makita) 125mm充電式防じんマルノコ 40Vmax

こちら手持ちのものです。板をカットするのに使用しました。このクラスの丸ノコを持っていると、ちょっとした木材を手軽に切り出しできるのでマジで便利です。

作業テーブル

GREATTOOL ワークベンチバイス ブラック イエロー GTWB-300

こちらもAmazonで激安のものです。ちょっと安定性には欠けますが、木材加工用の作業テーブルとして、材料をカットしたり、挟んで固定したりと機能は十分すぎるほどあります。

もうこれ何度も使ってますが、日曜大工くらいならまるで問題ないし、コスパ最強クラス。

SK11クイックバークランプ

SK11 怪力クイックバークランプ 口開き450mm SRC-450L

木材をカットするときなどズレないように、ワークベンチにガッチリと抑えておく用のクランプです。あると超絶便利。一時固定から塗装時など、接着材で木材を貼り付けるときにも地味に重宝します。

ワンタッチで簡単に脱着・スライド、レバーでクイックに締め込みができるので便利です。個人的に最低2本くらいは常備しておきたい一品です。

テーブル作り

作り方はシンプルで簡単です。ちなみに、同じくらいの板を事前に用意できれば特にカットしなくても良いです。

板材のカット作業

まずは板材カットから。

切るラインに線を付ける
切るラインに線を付ける

今回は、縦720mm 横640mmの端材を半分の320mmにカットするところから始めます。

丸のこでカット
丸のこでカット

次に、320mmにカットした1枚目の板を天板用に600mmでカットします。

脚用に、2枚目の板を200mmずつ2枚カットします。

脚になる部分もカットします
脚になる部分もカットします

カットした板材の研磨作業

カットした板材の表面を研磨します。

これはこの後の行程の塗装時の塗料の乗りを良くするためです。

マキタ(Makita) 充電式ランダムオービットサンダ 18V

マキタのオービットサンダーに400番のペーパーを付けて表面を慣らすように研磨します。

手で頑張ってやっても良いのですが、オービットサンダー的な電動機器があれば一瞬で終わるのでオススメ。僕はマキタのバッテリーをいくつか持っているので、上記の18Vバッテリー無しのモデルを購入しました。

表面をならしつつ、面取りもできる
表面をならしつつ、面取りもできる

バッテリーの作業はケーブルの心配がいらないので本当に楽です。バッテリーも1つあれば十分に持ちます。集塵袋付きで自動的に集塵もしてくれます。

たったこれだけの作業ですが、やるのとやらないのとではまるで大違い。やらないと手触りや塗装時の仕上がりが全然違ってきます。

塗装作業

オイルフィニッシュ エボニーブラウン
オイルフィニッシュ エボニーブラウン

板材を塗装します。

塗料はオイルフィニッシュという浸透性の塗料を使いました。こちらは木材に浸透して木材自体の保護にもなります。適当に塗ってもムラが出にくく、オススメの塗料です。

ニッペ ペンキ 塗料 オイルフィニッシュ 1L エボニーブラウン

わざわざ刷毛を購入するより、家に余っているいらない雑巾や、穴のあいた靴下など、捨てるような切れ端に染み込ませて塗ると塗りやすいです。切れ端はそのまま捨てます。

捨てる靴下でぬりぬり
捨てる靴下でぬりぬり

塗料は薄めに3回ほど塗りました。ちなみに塗装作業時は車庫のドアが埋まるほどの猛吹雪でした。

寒くて全然乾きませんでした。塗装後はストーブのそばでしばらく温め、その後車庫で1週間くらい置いてます。

ストーブで乾燥中
ストーブで乾燥中

組み立て作業

ツヤツヤに見えるけど、実はガサガサ
ツヤツヤに見えるけど、実はガサガサ

塗装後の表面を指で触ってみると、塗料の凹凸でけっこうガサガサしています。

組み立て前に、もう一度オービットサンダーの400番で表面を慣らしておきました。軽く削っただけで表面が見違えるほどにツヤツヤ、サラサラになります。

オービットサンダーで表面をならす
オービットサンダーで表面をならす

組み立て作業はマキタのインパクトドライバーで。ビスが一瞬で入っていきます。人生の時間を無駄にしないために電動工具の力は大いに借りたほうが良いです。

マキタ(Makita) 充電式インパクトドライバ(青) 40Vmax2.5Ah バッテリ2本・充電器・ケース付 TD002GRDX

以下のような200mmのロングビットも使いました。(※動画参照)これは金具の隙間にインパクトドライバーが入らないからです。

プラスドライバービット 6.35mm六角シャンク 長さ200mm
金具長すぎ問題
金具長すぎ問題

計算ミス。もともとは金具が300mmあるので、2本の金具がちょうどまっすぐになる予定だったんですけど…。板の厚み考えてなかったです。

仕方ないので、互い違いに金具を入れました。

自分用のテーブルなので、多少ズレても良いかなと思って下穴もあけずに一発でねじ込みました。こんな感じでラフにいい加減に作れるのもDIYの良きところ。

テーブル完成

こんな感じのテーブルが完成しました。

かなり無骨ですが、折り畳みもしっかりできます。

DIY初心者丸出しの施工ですが個人的には満足です。

ジムニーシエラの荷室に縦横どこにでも置けます。必要ないときには下ろしておける。壁固定式のテーブルにしなかったのは、この自由度が欲しかったからです。

ちょっと重い

想いが強すぎました
想いが強すぎました

端材自体も重いですが、300mmの金具も地味に重いです。あと見た目にも金属感が強くて無骨で重い 笑。

前記したように、このテーブルのサイズなら200mmの金具で十分でした。

頑丈にできているので壊れる心配はありません。ただ、テーブル重量はそこそこあるので、遠くに運び込んで使用する用途には向かないと思います。

あくまで車内で据え置きの車中泊用がメイン。他には車横付けの冬のキャンプでも良い感じで使えました。

当初、塗料のニオイが気になった

作成が真冬だったのもあり、塗料が生乾きのままだったのも影響しているかもしれません。

できれば夏に作りたかった
できれば夏に作りたかった

車内にテーブルをずっと置いておくと、少しだけ塗料の嫌なニオイが充満してました。これに関しては、気温が暖かくなってからテーブルをしっかりと乾かすことでニオイは気にならなくなりました。

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